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ある日突然自分の土地にカブトムシの飼育所ができても「不法侵入・無断使用」にはならないのか

今すごく拡散されている

ある日突然自分の建物を他人がショベルカーで破壊しても「建造物損壊」にはならないのか

という記事を読まれましたでしょうか。

 

私は自分の土地にある日突然許可なくカブトムシの養育所ができたことがあるのでこの記事を他人事とは思えませんでした。

意味分かんないですよね。私も書いてて、ある日突然カブトムシの飼育所ができるってなんだよって思っています。その話を書いていきたいのですが…

その前にGIGAZINEの記事

ある日突然自分の建物を他人がショベルカーで破壊しても「建造物損壊」にはならないのかについてまとめます。

GIGAZINEの編集長の身にふりかかった事件なのですが

(めっちゃざっくりまとめてます。詳細はもちろんもっとひどいです。)

 

  1. GIGAZINEの編集長所有の倉庫が見知らぬショベルカーに破壊されていた
  2. 自分が所有している倉庫なので破壊するのをやめてくれと訴えても破壊をやめてくれない。
  3. 警察に連絡したが、建造物損壊罪にはあたらないので民事でことを進めてくれと言われる←イマココ

 

は???ですよね。

自分の

建物が

他人によって破壊されても建造物損壊罪にはならないだと????

記事によると、建造物損壊罪というのは「自動車でビルに突っ込んでくる」くらいの故意性が必要なのだそう。

今回の場合、自分の土地の上にある建物を「返してもらった」と地主は思い込んで破壊しているので「故意性」がないということになるのだそうです。

全く意味がわかりません…。

 

 

今回は偶然、解体中の現場に居合わせたので止めることができたのですが、地上げ行為の手順としては以下のようになります。

 

・勝手に家屋をショベルカーなどで破壊して解体して更地にする

・「滅失登記の申出」を行う

・うまくいけば登記簿の名義を書き換えることができる。名義を書き換えることができなくても家屋自体は破壊できる。

・あとは好きなように土地活用を行う

GIGAZINEより引用

 

いまの法律だと上記の行為で地上げができるということです…。
詳しくはGIGAZINEの記事をぜひ読んでいただきたいのですが
記事タイトル通り、ある日突然自分の建物を他人がショベルカーで破壊しても「建造物損壊」にはならないということなんです。

は??そんな野蛮な方法で土地と建物を奪うって戦後間もなくの話じゃないの?って思いますよね。

でも現代の話なんです。もうすぐ令和元年になろうとしている日本での話なんです!

恐ろしすぎませんか。

未だ、この件は解決しておらずGIGAZINEの編集長は戦っています。GIGAZINE編集部のリソースも既に限界です、と書かれていてかなり疲弊されているのが見てとれます。

 

そしてこの件が私にとって他人事ではない理由が前述したように

「自分の土地にある日突然カブトムシの飼育所ができた」経験があるからです。

 

細かく言うと私の土地ではなくて父親が亡くなった祖父から受け継いだ土地なんですが、まあいずれ私の土地になりますのでここでは自分の土地と書きました。
見逃してください…

 

ある日突然自分の土地にカブトムシの飼育所ができても「不法侵入・無断使用」にはならないのか

 

ある日突然自分の家の土地がカブトムシの飼育所になっていることを知らされる

 

父親「うちが持ってる山の土地あるでしょ、あそこにこないだ行ってきたんだけどね、カブトムシの飼育所ができとった」

 

「は?できていたってどうゆうこと?」

 

父親「お父さんも訳がわからなくて近所の人に聞いて回ったらA(問題の土地の、近所のおじさん)さんが勝手に土地に入ってカブトムシの飼育所を作ってるらしい。

それで成虫になったカブトムシを売ってるらしい。」

 

「いやいや勝手にって…うちの土地でしょう。

完全に不法侵入だし無断使用で法律違反なんじゃないの?」

 

父親「不法侵入になるだろうね。

まあとりあえずAさんにどうして勝手にこんなことをしているのか聞いたら、

Bさん(私の祖父がお世話になってたおじさん)からOKもらってるからっていわれたんよ。

だからBにどうしてそんな勝手なことを言うのか聞いたら、使ってない土地なんだからいいだろうって言われた。

とにかく今度話し合いに行ってくるわ。」

 

うちの父親がそこの土地の持ち主だということは他のA・B二人のおじさんはわかっていて

その上で勝手に事業目的でカブトムシの飼育所を作っているということです。

 

すごいよ~!すごすぎるよ~!どうしてそんな事ができるのでしょうか???\(^o^)/

 

カブトムシも無断使用されている土地に自分たちが住んでるとは思ってないでしょう。

もし知ったら申し訳なくて食欲不振になり体が大きくならず売り物にならないんじゃないかと思います。

 

更に父親に話を聞くと、使ってないうちの土地の端っこを少ーし使ってカブトムシを飼育しちゃったよ!メンゴな!というレベルの話ではなく

10メートル×10メートルくらいの我が家の土地にカブトムシ用のおがくずをいーーーっぱいばらまいているそう。

そりゃカブトムシも大喜びですよね★

使ってない更地なんだから何してもいいだろう…って理論なんでしょうけれど、そんなの通りませんよね。

だからこの事件、話し合いさえすればA・B両者のおじさんたちも自分たちのおかしさに気づいてすぐに解決すると思っていたんです。

 

ただそうはいきませんでした。

 

おじさん3人が話し合っても解決に向かわない

 

カブトムシの飼育所wについて私の父親含めおじさん三人が話し合ったのですが、

A・B両者のおじさんたちの言い分は

「勝手にカブトムシの飼育所を作ったことは謝るけれど、土地は使ってないんだし、作っちゃったから今回のことはもういいじゃない★」で、

話し合いは平行線のまま終わってしまったそうです。

 

「土地、使ってないからいいじゃない…」2%くらいは言い分がわかるのですが万が一カブトムシ飼育所でなにかあった場合(火事とか)責任を問われるのは父親です。

 

やっぱり許すわけにはいきません。

 

「だいぶおかしいね。こりゃ警察にいくべきだね。」

 

父親「まあもうちょっと様子みてみよう。」

 

父親からしたら、カブトムシ飼育所を作ったAさんはその土地の近所の人だし飼育okをだしたBさんは亡くなった祖父がお世話になった人。

なかなかことを荒立てたく無いという気持ちはわかりました。

 

警察に言えば解決してくれるんじゃないの?だって不法侵入してるよね。

 

そして私はこの時点では警察にいえば解決してもらえるものだと思っていました。

 

警察「コラーーー!!!人の土地に無断侵入するとは悪い奴め!カブトムシたちも!みんなでていきなさーーい!!」

 

おじさんA「え~~ん申し訳ないーー!警察マジこわいーー!

カブトムシとともに撤収しますううう!許してちょんまげ!」

 

っていう展開になると思ってたんです。

だがしかし。法律を調べるとそんな簡単なことではないことがわかりました。

こういった場合警察は関与してくれず、民事で解決しないといけないそうなんです!

今回のGIGAZINEの編集長の件も、警察は器物破損にならず民事で解決しろと言っています。

なんで?自分の土地の建物を破壊されても、カブトムシ飼育所を作られても犯罪にならないの?

そして、自分の土地であっても勝手にカブトムシたちを撤去することも許されていないのです。

(自分の土地ではあってもカブトムシたちは自分のものではないから勝手ができないという理論)

参考:リーガラス 長年にわたって無断使用されている土地について

もし「不法侵入・不正利用やめてください」という内容証明を送ってもそれを無視されればもう訴えるしか手がありません。

次にあうのは法廷だっ!!!

ということです、、、時間もお金も使って裁判までしないと決着がつかない可能性があるのです。

裁判官にカブトムシで裁判wwwワロスwwwって思われること必至でしょうし、そこも恥ずかしいです…すごい理不尽だと思います。

突然自分の所有する建物がショベルカーで破壊されるという恐ろしさ理不尽さに比べれば

うちにいるのはカブトムシですから、まだ可愛いものかもしれません。

 

まとめ

ある日突然自分の土地にカブトムシの飼育所ができても「不法侵入・無断使用」にはなりません。しようと思ったらできるのかもですが、時間もお金もかかるというのが今の法律です。

勝手にカブトムシの飼育所を作った人が儲かり、地主はカブトムシが去るのを待つしかありません。